むしむしくらぶ（昆虫自然体験）知られざる虫の体operation of insects

むしむしくらぶ

知られざる虫の体ー虫の解剖　（中学生以上対象）

ワモンゴキブリ

　

目的：　節足動物の体の仕組みを昆虫の解剖をすることで理解する。　このプログラムを体験した後には、以下のようなことが起こる。

昆虫と自分たち脊椎動物の違うところと同じところが分かる。
個体が生きるための仕組みがより深く分かる。
昆虫をより身近に感じることが出来る。
優劣ではない、生き物を見る目を持つことが出来る。
昆虫を含めた地球に住む生き物の営みのイメージが膨らむ。
人生観変わるかも！？

内容とフロー：

１．虫ってどんな生き物だろう。　考えるヒントをお話ししよう。

地球は虫の惑星。　虫っていろんなところにいる。　家の中にもいる。　一緒に住んでいる。　
どんなかっこうしているかな。　実際に虫を解剖して見てみよう。　（なぜ解剖をするのか）

２．虫を解剖しよう。

準備
冷却麻酔
解剖、観察用具
記録
解剖皿への固定
外骨格の観察
循環器系の観察（血管・気管）
消化管系の観察
神経系の観察

３．まとめ。　それぞれの組織に関して、ヒトとの違いや同じところは何だったのかを考える。　また、その他の動物で同じと思われるものや違うと思われるものを考えてみる。　なぜそうなのかをさらに考えてみる。

準備物：

□　ケント紙と鉛筆	□　アンケート
□　説明用紙芝居	□　蓋つきシャーレ（６セット）
□　パラフィン＋蜜蝋（５ｇ：３５ｇ）	□　アルコールランプ（６台）
□　ゴキブリ固定用針（６０本）	□　パラフィン溶解用さじ（６本）
□　生理食塩水（１％食塩水で代用）	□　ゴキブリ学実験ガイドコピー（２０部）
□　ピンセット（１２本）	□　眼科用解剖ハサミ（６本）
□　解剖用ゴキブリ	□　実体顕微鏡
□　ホットプレート	□　冷却用ガラス管（６本）、冷却用容器
□　紙ボウル、紙タオル	□　ゴキブリつかみ用ピンセット

　

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プログラムの様子

きのくに子どもの村中学校にて（2009年9月23日）：

　　

準備のところから手伝ってくれました。　虫とはなんぞや？

　　

解剖の概要の説明。　

　　

解剖の様子。

　　

解剖図と照らし合わせてみる。　終わっての感想。

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