むしむしくらぶ
バッタと遊ぼう!(大人対象、自然観察・体験ガイド講習会用)
ほら、つれた!
目的:
1.すべての生き物のうち半分を占めるといわれる昆虫を題材に自然とふれあうきっかけ作りを体験する。 そのことが、その地域の自然を知ることにつながっている。
2.虫の生態や行動を観察する目を養うために、バッタを釣るという昆虫行動学的なテーマに取り組む。 どのようにしたらうまく釣れるかを考え、それに対してバッタがどのように行動するかを観察する。
3.普段あまりすることの無い時間をかけて自然をじっくり見ることのすばらしさや面白さをバッタ釣りという遊びを通じて体験できる。
講習時間外に時間があればススキやシュロなどの葉でバッタを作って、手を使いながら3次元の造形をすることの難しさと楽しさを体験するふれあいを希望者に実施する。 さらに、このことはバッタの体のつくりを理解するきっかけとなる。
基本的に実際に体験してもらうことを重視し、地元に帰ってからその体験を応用し、自分自身で自然観察のプログラムをたてて実践できるスキルを身につけてもらう。
内容:
1.昆虫の自然観察会って?(昆虫の動物系統樹における位置、分布、昆虫を探すこと観察することとは)
2.キリギリスの釣りかた。(試行錯誤することの大切さ、観察して発見することの面白さを考える)
3.えさを用意しよう。 さあ、みんなもやってみよう。(時間をかけてバッタの様子、周囲の様子を観察する)
4.まとめ。 (探すことで分かったこと観察することで分かったこと、発見があったか、バッタと人とのかかわりを考えてみる。 自分がガイド役の場合にどうしたらいいかを考える)
5.プログラム開発と実施のしかたのまとめ。(復習を促す。 そのための資料を配る)
準備物:
□ 冊子 | □ プログラム開発と実施の仕方まとめ |
□ 説明用紙芝居 | □ 棒(人数分)とくし、セロテープ、紙皿 |
□ 玉ねぎ、りんご | □ 長机 |
プログラムの様子
日本自然保護協会 自然観察指導員講習会@兵庫県立淡路景観園芸学校にて(2008年5月30日〜6月1日):
景観園芸学校の庭からの眺め。 講義の様子。
窓に貼られた連絡会のポスター。 最終日の受講生の方のミニ観察会の様子。
日本自然保護協会 自然観察指導員講習会@兵庫県立淡路景観園芸学校にて(2007年6月22日〜24日):
今年もやりました、大人の方とバッタ釣り。 こんなかわいいと思わなかったとおっしゃったご婦人が数人いらっしゃいました。
六甲山自然案内人の仲間作り講習会@六甲山にて(2006年8月12日):
六甲山自然保護センターに集合してから神戸ゴルフクラブの近くに移動し、導入部分の話。
餌を準備しています。
草原でばらばらに別れてバッタ釣り。
自然保護センターに戻って、バッタや他の昆虫の仲間分け。
この他、自然体験プログラムの開発・準備・実施の話をしました。
日本自然保護協会 自然観察指導員講習会@兵庫県立淡路景観園芸学校にて(2006年6月23日〜25日):
「地域の自然を理解しよう」のテーマで、バッタを題材に観察をし続けることの大切さと自然とふれあうことの大切さを体験していただきました。
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